戦略は歴史から学べし織田信長は頭がいい逆算思考

こんにちは、ばっしーです。

ビジネスをやっていく上で、
戦略を立てていくことって大事で、
戦略ってどれだけケーススタディを知っているかが大事だったりするわけですけど、

織田信長のケースは面白い。
今思えば、当たり前なんだけど、勉強になる。

で、信長が何をやったかっていうと、
港を抑えたわけだ。

考えてみれば、
港を抑えるって超大事で、
貿易の要なわけで。

港には人がたくさん来るし、
金もたくさん来るし、

今みたいにインターネットなんてないから、
決済するには実際に行くしかない。

港で取引がたくさん行われていたわけです。

信長が戦争に勝てたのは、
鉄砲を使ったからですね。

有名ですね。

鉄砲を使うためには、
当然玉が必要

火薬も必要

だから、鉛や硝石といったものが必要になったわけで
これらは輸入に頼ってましたと。

輸入つまり、
貿易は、港でやってるんだから、
港を抑えさえすれば、
他の国は鉄砲は使えないわけで、
余裕勝ちできるよね?

という話。

一番大事なゴールから逆算して抑えてるわけだ。
このような思考は真似せねばと思う。

あと信長といえば、兵農分離をやった。

それまでって基本的に、
普段農民をやっているような人が、
戦争が始まることに、
軍人になってもらったけど、

信長はそれだと、
弱いと考えて、

ちゃんとした軍人を育てようとした。

それが兵農分離。

けどこれは超金がかかる。

軍人とはいえ、
雇用だから、
お金が絶対にかかる。

そのためにも、
貿易の要である港を抑えていた。

鉄砲と兵農分離が、
信長の政策の肝だけど、
ここを両方抑えるためには、
金が絶対に必要で、
だから貿易して金を儲けつつ、
他の国に港を渡さないという作戦だった。

港を抑えれば、莫大な収益が上がるという
貿易が大事な時代の基本であり、ゴールを抑えていた。

これは世界史でも一緒で、
大航海時代の時に、
地中海沿岸をイスラム教のオスマントルコに支配されていたから、
他のルートを探したのと一緒だ。

港や海を抑えれば、
他の国は介入しづらいわけで、
ビジネスがしづらくなって、
経済発展しなくなる。

国を発展させるためには、
基本的に金が必要。

それか、
金に代わる何かが必要だ。

原油
石油
土地
植民地
革命を起こすような技術
奴隷
金銀
債権

ま、その辺。

荒廃した国である、
アメリカが成長したのも、
原油があったからだし、
ヨーロッパが伸びまくったのも、
植民地があって、そこで働かせる奴隷がいたから。

当時は、
奴隷をアフリカで輸入して、
植民地に輸出して、
農業を発展させていった。

今思えば、
ひどいけれど、
平気でそんなことが行われていた。

奴隷貿易ってやつ。

奴隷もお金の一種だったってこと。

結局
戦争ってお金で決まるんだよ。

金あるところに人が集まって、
軍人が増えたら、
勝てる。

金があれば、
新しい技術を作ったりすることにも
挑戦的になれるから、
どんどん国は強くなる。

日本は、地租改正の時に、
農民の税金が実質下がって、
一律になったのだけれど、

その結果、
今までは、いくら頑張っても、
その分税金を取られるから、
農業をやるモチベーションが上がらなかったのが、
一律になったことにより、
いくら稼いでも国に取られないから、
モチベーション上がりまくって、
日本の農業の生産性は死ぬほど上がった。

これも結局金だ。

税金を上げすぎると、国に反抗して、
一揆を起こす。

これも金だし、

寺社が強かったのも、
金貸しを兼任していたから。

酒屋土倉役とか日本史の教科書とかで昔見たことあるかも。

金貸しは儲かるんだ。
銀行が儲かっているのと一緒だw

金貸しが儲かりすぎると、
民が苦しむから、
徳政令という借金帳消し命令を出したりしていた。

金貸しからしたらとんでもないけど、
けれどそれだけ影響力があったということ。

なんだかんだ金だ。

宗教の力は強いと言われるけど、
元をたどれば金であることが多い。

信長の話に戻るけれど、

信長は武田信玄と戦争をしたけれど、
これも、信長が勝った。

で、なんで負けたかというと、
武田信玄は、
山梨つまりは、
海がなかったからってのが原因として大きい。

陸の孤島だから、
鉄砲も来ないし、
貿易もしづらい。

関所で止めたら終わりだから。
物資がストップしてしまう。

困るわけだ。

イギリスが日本に対してやった、
ブロック経済と一緒の理屈。

経済封鎖をすれば、
相手は困るってやつ。

鉄砲だって、
仮に持っていても、
硝石つまりは火薬がないと使えない。

だから経済封鎖をすることは超大事な戦略。

戦う前から決めておく。

織田信長はビジネスうまいなと感じる。

やはり戦争から学んでいくのは勉強になる。

一番大事なところを抑えて、
優先度低いところは、
そんなに力を入れない。

基本的なことだけど、
本当に大事。

鉄砲は、輸入品だから、
外国人とコミュニケーションができるってのも大事。

超ミクロな話になるけど、
自信がなかったりしたら、
そんな仕事できない。

異国の人から、
謎の鉄砲とかいうものを仕入れているわけで、
挑戦的だなと思う。

南蛮人と貿易よ。
初めて会うから普通怖いっしょw

けれどやってのけた。
心を鍛えねばと思う。

ちなみに貿易によって、
キリスト教が戦国時代に、
日本中に広まるようになる。

貿易で、希少性の高い商品をもらう代わりに、
キリスト教の布教を信長は容認していたから、
そりゃどんどん広がっていく。

その広めてくる連中が、
イエズス会やってやつね。

フランシスコザビエルも入っているイエズス会。

この人たちが、
南蛮貿易を通して、
キリスト教を広めていった。

歴史を勉強していって、
それを今の時代のビジネスに反映させていくには、
お金から紐解いていくのがやはり簡単ですね。

税金
貿易
金貸し
大仏建立(超金かかる)
戦争
軍需品
産業革命
etc

この辺も全部お金が関わってくる。

今日は、
信長が港を抑えたのって、
頭いいなと思いつつ、
いろいろ忘備録も兼ねて書いてみました。

歴史なんて、
何の役にも立たないと思ったけど、
知っていることで、
世の流れが超見えるようになって、面白いし、
実際分析するときに超役立つから、
素晴らしい。

 


 

【真実は常識の中にはない】

夕飯がバナナ1本のときもあった超貧乏時代
元不登校の偏差値28の引きこもりが慶應大学に合格した。

しかしせっかく得たエリートの道を捨てた。

そして、なぜ21歳にして

月に500万円の金額を稼ぐことができるようになったのか?

そんなばっしーの物語

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