子ども時代に出会ったウクレレが、
大人になった私を
もう一度迎えにきた。
- ユニーク中年主婦の音楽物語
- 音楽にささえられてきた半世紀
- 子ども時代にすでにウクレレと出会っていた私
- ウクレレ上達したくて、試行錯誤するはらちゃん
こんにちは、毎日ドタバタとサザエさんチックに
大好きな音楽に支えられて日々を楽しく暮らしている
「はらちゃん」です。
お元気ですか?それは、よかったです。一人語りしてしまいましたね。
こちらでは、私の幼少期からウクレレを楽しく弾くようになるまでの
音楽ストーリーをお話ししたいと思います。
音楽って素晴らしい!!
音楽が、キライな人ってこの世にいるんでしょうか?
自分の物差しで物事を考えてはいけないといつも思っているのですが、それにしても「音楽が、キライな人っているのかなぁ?」
と思うことが、あります。
音楽は、人類共通のものであり、あらゆる文化において存在します。
音楽のどこが、一番好きかというと国境がないところです。
人種も言語の違いも関係なく、一緒に感動したり、楽しんだりできますよね?
国境も関係なければ、世代も性別も関係ない。
こんな素晴らしいものってないと思うんです。
「音楽ってスゴイ!音楽の力って素晴らしい!」
そんな風に思うようになったのは、もちろん大人になってからです。
それでは、幼少期の私と音楽についてお話ししますね。
音楽が、家の中にいつも流れていた記憶
音楽の最初のおぼろげな記憶は、さすがに母親の子守歌ではありませんが、応接間に昭和レトロなレコードプレーヤーがあり、レコードが、たくさんあった映像です。
母が、音楽や洋画が、とても好きでしたので、映画音楽やシャンソン、カンツォーネ、クラシックが流れていました。
ハワイアンも流れていたような気がします。
そしてその頃、私は、5歳くらいだったと記憶しています。
とくにそれらの音楽に対して、「うわ~ステキ」とは、
思わなかったのですが、
自然に耳に入ってきたので、「音楽の下地」のようなものは、子どもの頃できたのかなぁと思います。
わたしは、ウクレレ教室に通っていましたが、先生が、私を教えやすい、と言いました。
先生には、私の子供の頃の音楽がいつも流れていた環境だったことを話してあります。
先生は、先生でどのようにしたら生徒が、弾けるようになるのかの悩みや課題をいつも考えているようなのです。
私は、あまりウクレレの練習を自宅で熱心にやらなかったので、進歩がみられなかったのですが、先生に
「技術的なことは、練習すればできるようになるけど、リズム感や感覚を教えるのが難しい。それを僕が言ってすぐできるのは、子どもの頃から耳に音楽が入っていたことが、影響を与えていると思います」
と言われました。
私は、「そんなものかなぁ」と思いましたけどね。
「子どもはらちゃん」ビートルズとの出会い
毎年夏になると、両親は、私と妹を叔母の家に遊びに行かせました。
叔母の家に「お泊り保育」ですね。
叔母の家には、型破りな教師の叔父と従兄弟が、いました。
お祭りに連れて行ってもらったり、従妹にセミ取りに連れて行ってもらったり、とても楽しく過ごしました。
ある日、いとこのお姉ちゃんが、近所の親せきの家に連れて行ってくれました。
お家に入ったら、その家のお姉さんの部屋から、素敵な音楽が、流れてきました。
すごく引き込まれたので、気になってお姉さんに
「これなんていう曲?」
と聞きました。
お姉さんは「ミッシェルっていうのよ。ビートルズというイギリスのグループなの」
と教えてくれました。
胸が、「キュン」とした感覚を今でも覚えています。
のちにその感覚は、「切ない」というものだということを知りました。
その時、私は、5歳。
すっかり「ミッシェル」を気に入ってしまった私は、帰ってから親におねだりして、「ミッシェル」のレコードを買ってもらいました。
なにせ、私は感覚が、「おませな女の子」でした。
気づけば、ヤマハの生徒になっていた「子どもはらちゃん」
音楽は、「聴く」ことと「演奏する」ことで、楽しみます。
音楽が、いつも流れている家庭環境でした。
私が、記憶している場面は、幼稚園の年長さんの時園長先生の優しいお母さまのお宅のエレクトーンの椅子に座っている自分です。
子どもって、親の意志で習い事を決められることが多いですよね。
母は、音楽は好きでしたが、楽器を演奏することは、未経験でした。
ですから、子どもたちに楽器を習わせようと思ったのだと思います。
その園長先生のお母さまは、とても優しい教え方をする先生でしたから、レッスンにいやがることもなく通い、あっという間に弾けるようになりました。
エレクトーンの練習曲は、「茶色の小瓶」や「A列車で行こう」など、ジャズや洋楽ばかりです。
5歳で、ビートルズに始まり、洋楽ばかりだったので、自然とその後も、ボサノヴァ、ロック、ジャズと洋楽一辺倒でした。
色々な楽器に触れる貴重な体験をした小学校時代
今、振り返ると色々な楽器に触れる経験ができたのは、小学校時代だけだったような気がします。
木製のカスタネットの可愛い音や鍵盤ハーモニカ、音楽発表会で、鉄琴を演奏したことは、嬉しい経験でした。
トライアングルなんて、小学校の音楽の時に鳴らしただけですもんね。
リコーダーも懐かしいですよね。
そして、高学年の時に男性の音楽の先生が、合唱クラブを作り、歌いたい生徒を募集したんです。
高学年を対象にしていたので、私は「入ってみよ♬」と、入部しました。
今思うと、子ども相手に発声から表現力から本格的な指導だったな、と思います。
怖い先生でもなかったのですが、ピリッとしたいい緊張感を子どもたちに感じさせる芸術家肌の先生でした。
コンクールにも出場しました。
スポットライトの中で、各自親御さんが用意した白いブラウスと紺色のスカートをはき緊張の中、ハーモニーが、ピタッ!と合った時は、鳥肌物の喜びを感じました。
今でもその感覚は、覚えていて、いい経験をしたなぁ、と思います。
その経験から、歌を歌うことが、大好きになりました。
現在も、車の中やカラオケで、歌うことが大好きです。
いえ、日常的に歌っているんですよ♬
声を出すこと自体、ストレス発散になるので、歌を歌うことは、とても心身にいいですよね。
大好きだった音楽が苦痛になったその後の10年間
ヤマハでエレクトーンを5歳から15歳まで習ったのですが、最初の先生が、通園していた園長先生の優しいお母さまで、そのあとが、30歳前後の二人の女性の先生でした。
この二人の先生が、同じような感じで、ユーモアのかけらもなく、冷たい印象の先生たちでした。
笑顔の記憶もないです。
それは、私だけの印象ではなく、下の二人の妹たちも習っていたので、同じようなことを言っていました。
でも、子どもって無力だし、母も怖かったので言わなかったですね。
ただただ、レッスンに行くのが、苦痛で苦痛で仕方がなかったです。
厳しさは、愛がなければ芽が育たないと思います。
発表会もグレード試験もレッスンに通うことも全てが、苦痛な10年間で、「やめたい、やめたい」としか、考えていませんでした。
「音楽って、音を楽しむんじゃなかったっけ?音楽なんてキライだ」という気持ちで、日々を過ごしていました。
私の「音楽暗黒時代」です。
ただ、今大人になって振り返ると、その10年で、五線譜が読めるようになったこと、色々な和音を知ったことは、良い経験でした。
よく無駄なことは、なにもない、と言いますが、子ども時代の辛い10年間でしたが、拾ったものは、財産だなと思えるようになりました。
10代と20代の私の音楽の世界
人生というのは、「一瞬」です。ほんとに「瞬く間」と感じます。
もし、これをお読みの方が、同世代の方であれば、きっと「ウンウン」と、うなずいていることと思います。
5歳でビートルズと出会い、LPをおねだりした女の子は、中学で、ボサノヴァとロックを聴き始めました。
一つ年下の妹が、大音量でクイーンとレッドツェッペリンをかけていたので、聴きたくなくても聴かされました(笑)
私の性格が、おっとりのんびりしているので、ボサノヴァやハワイアンなどが、波長があいました。
自分に合うジャンルも長い時間をかけて、わかってくるものですね。
洋楽一辺倒でしたが、歌謡曲も聴きました。
周りのお友達が、郷ひろみ・野口五郎・西城秀樹さんのファンであったりしたことで、自然に聴いていました。
今とは、時代が違っていたため、私は自分が、洋楽のファンであることを中学時代には、話しませんでした。
これは、大人になっても尾を引いて、ジャズファンであることを話題に出さなかったり、SNSでの投稿を控えていました。
女性であるため、少し「ジャズが好きです」と発言すると物珍しがられたり、つっかかってくる男性もいたりしたものですから、イヤになってしまったためです。
ようやく最近ですね、貫禄のお歳になったので
「マイルス・デイヴィスは、いいですよね。ビルエヴァンス、神ですよね」
なんて、男性と話せるようになりました。
歌謡曲にあまりなじみがなかった私ですが、ある日
「え?今までに聴いたことのなかった感じの音楽だな。ステキ~♪」
と、軽い衝撃を覚えた曲は、荒井由実さん5枚目のシングル「ルージュの伝言」でした。
それまで、まったく荒井由実さんを知らなかったのですが、その後、ずっと私の人生と共にいつもいてくれるアーティストです。
皆さんも、そうですよね?
その頃の男子は、女子にモテたいためだったそうですが、アコースティックギターをみんな、弾いていました。
どこで、覚えたのかみんな上手でしたね。
そして、「ニューミュージック」派と「フォーク」派に分かれていたような記憶が、あります。
私は、今までにない洗練されてお洒落なサウンドのニューミュージックにハマりました。
20歳前後に出会ったユーミンや大瀧詠一さん、YMO、山下達郎さん、のちに山下達郎さんの奥様になった竹内まりやさんなど才能豊かなアーティストが、たくさん世に出て私の人生に彩りと輝きをもたらしてくれました。
ママになっても変わらず音楽狂い
30代と40代は、子育て中心の生活でした。目まぐるしい日々だったな、と記憶しています。
娘が、二人おりまして、もう二人とも家庭をそれぞれ持っていますが、その娘たちに、
「母さんは、ノーミュージックノーライフだよね」
と言われました。
身近にいた人間の証言ですね(^^♪
娘たちは、塾や学校の送り迎えの車の中で聴いた色々なジャンルの曲をずっと覚えているようです。
20代の子が、知らないような曲を知っているので、
「え!なぜこの曲知ってるの?」と驚いて聞くと
たいてい「何言ってるの?子どもの頃、母さんの車の中で聴いたよ」
という返事が、返ってきます。
忙しかったからこそだったと思うのですが、合間を縫って、たまにですが、子どもたちを家族にみてもらいクラシックコンサートや、小野リサさんのライブに出かけたりしました。
この小野リサさんのライブは、何度か行ったのですが、その時の小野リサさんの自然体でギターを弾く姿や柔らかいトークと歌声が、ずっと頭の片隅に残って、それは、憧れに変わりました。
のんびり屋の私と小野リサさんの持つ雰囲気の波長が、合ったのです。
この憧れは、現在習っているウクレレに結びつくことになります。
子どもたちも巣立ち再び高まる音楽熱
子どもの頃から、音楽に日常的に触れてきました。
音楽は、悲しい気持ちを慰めてくれたり、スローペースな自分を動かしてくれたり、気持ちを鼓舞してくれたり、疲れた夜に気分を落ち着かせてくれたりと、
私が、生活するのになくてはならない大事なものなのです。
あっという間に、子どもたちは成長し、巣立っていきました。
長女は、21歳で出産したので、私は予想外に早くおばあちゃんになりました。
周りの人が、「二人とも家を出て行ってしまって寂しいでしょ?」
と聞く人が、いますが
「寂しい?感じたこともありません。さらに羽を広げ飛ぶつもりです」
と、答えています。いや、ほんとに。
「前にも通っていたけど、また英会話レッスン行きたいなぁ。
旅もしたいし、ライブも行きたいし、、」
そんな風に、あれこれ思いを巡らしていました。
時代の流れが、早すぎて、誰でもが携帯を持つようになり
その携帯で、情報を得たり、音楽や動画を見たりなど
想像もつかなかったことですよね。
音楽のジャンルの広がりとしては、J‐POPが、加わりました。
私は、SNSの投稿を色々なサイトでして楽しんでいるのですが、そこで、若者文化と出会いまして、紹介されている音楽を聴いています。
自分の世界には、なかった音楽なので、楽しいです。
米津玄師、あいみょん、MISIA、秦基博さんなどが、好きです。
SNSは、普段暮らしていては、出会うことのない世代や職種の人たちと出会え、楽しい情報を得ることができるので上手く活用しています。
はらちゃんウクレレと出会い楽しい毎日を送る♬
ウクレレを習おうと決めた3つの理由
私が、ウクレレを習うようになったのは、3つのことが、関係しているな、
と思います。
一つ目は、私が、実際にウクレレを目にしたのは、子どもの頃、毎年夏休みに遊びに行っていた叔母の家です。
居間の棚に叔父の可愛いウクレレが、飾ってありました。ウクレレを触りたいと、叔父や叔母に言うほどの強い気持ちではなかったため、触ることは、ありませんでした。
叔父が、ウクレレを弾いた姿を見ることは一度もなかったため、家族からも忘れられているような存在のウクレレに見えました。
その時に見たウクレレの「可愛らしい姿」が、大人になっても消えずに頭の片隅にあったことが、一つ目の理由です。
女性は、「可愛い」ものが、いくつになっても大好きですよね。
可愛いものにすぐ目が行くし、買いたくなります。
私なんかすぐ「これ、可愛いでしょう?」と買った可愛い品物を自慢してしまいます(^^)
二つ目は、前にも書きましたが、30代の頃、小野リサさんのファンクラブに入るほどのファンでライブに何度か行ったことがあり、その時の小野リサさんのギターを弾きながら柔らかい声で歌う姿に憧れたことですね。
「素敵だな~。私もあんな風に自然体で楽器を弾きながら歌ってみたいな」
と、ぼんやり思ったことです。
小野リサさんの甘い「ムーンライトセレナーデ」は、大好きで、よく聴きます(^^♪
5歳から10年間エレクトーンを習い、大人になってからは、電子ピアノを好きな時に気ままに弾いて遊んでいます。
いつしか、鍵盤楽器ではなく、未経験の弦楽器を習ってみたいな、という気持ちが芽生えてきたのが、三つ目の理由です。
それらの三つと、子どもたちが、巣立ち、親の介護もまだ本格的ではないことから、「自由な時間」が、以前より増えたため、「学びたい」という欲求が、強くなってきたのです。
同世代の方は、もしかしたら、同じ気持ちではないでしょうか?
肝心な学生の頃、親や先生に「勉強しなさい」と言われ、それに反発したのに、人生がどんなものか分かってきた頃に
やっと「学びたい!」という気持ちが、強くなり、自主的に何かを勉強し始める、
なんてこと。
あ~やっぱり。同じですよ、同じ(^^)
「勉強したい。学びたい」という気持ちは、尊いですよね。
何歳からだって、勉強はできるのですから、
お互いに頑張りましょうね!!
ウクレレを習うと決めたら即行動!
先の3つの理由と自由な時間ができた、というタイミングが重なり
頭の片隅にちょこんと居続けた可愛いウクレレを「そうだ!習おう!」
と決めたのです。
ウクレレを習おうと決めたら、私の発想は、「ヤマハの教室に入って教えてもらおう!」でした。
子どもの頃から、楽器を習うのはヤマハ、買うのもヤマハでしたので、自然な発想でした。
レッスンは、グループレッスンとマンツーマンレッスンがありますが、自分の性格が、マンツーマンレッスンの方が、合うだろうと思い、そちらを選びました。
これは、結果的に正解でした。
私は、協調性もあまりないので、グループレッスンは、向かないのです。
よく買い物をするシルバーアクセサリー屋さんの若いスタッフにも「レアキャラ」と言われていまして、一般的な中年の主婦の印象を持たれないようなのです。
「年齢不詳の人」「自由人」とも言われています。
ですから、マンツーマンレッスンの方が、のびのびとレッスンができるのです。
質問も何回もしますし、先生の手元の動画も撮らせてもらえますし、脱線した話も楽しいのです(^^♪
きっと、「グループレッスンの方が、みんなとスタートが同じだから安心だわ」と感じる方々も多いと思います。
逆に、「マンツーマンレッスンで先生と一対一で、レッスンするなんて緊張してしまうからやだわ」という方もいらっしゃるでしょう。
人それぞれなんですよね。
レッスンの受け方も練習方法も自分に合ったスタイルで練習することが、大切だし、
上達の早道だと思います。
いつも探している上手くなる方法
- 自分に合った教本に出会えたらラッキー
- YouTubeなどの無料ウクレレレッスン動画を活用しよう
- 手軽な X(Twitter)にもウクレレの情報がいっぱい
ウクレレを習うには、まず教本が、必要になります。
ヤマハから渡された2冊の教本で、レッスンを進めていきました。
最初は、ヤマハの教本以外、知らなかったといいますか、関心がなかったのですが、「そういえば、他にもどんな教本が、あるのかな?」と、
ある日Amazonでウクレレの教本や楽譜本を検索してみました。
私は、amazonプライムです。
「ウクレレ 本」と検索したら「検索結果579件」と表示されびっくりしました。
種類もたくさんあって、どれを選べばいいのか、途方に暮れるという感じでした。
今は、ウクレレブームなんだな、と実感しました。
レビューを参考に数冊、買ってみました。
今は、たいてい教本にDVDがついています。
DVDと模範演奏のCDが、ついている教本もあります。
どれも中身が、写真も解説の図も豊富で、充実しています。
立派にできている、という印象です。
でも、読んで練習してみようにも、難しくて挫折しました。
ウクレレ初心者が、この本で弾けるようになる、と
どれも謳ってありますが、信じられないと思いました。
「私の能力が、足りないのねぇ。これらの立派な本で
弾けるようになるウクレレ初心者の人が、ほんとにいるのかなぁ。
いたら、尊敬するわ」と、自信喪失になりかけました。
教本も一冊2,000円から2,500円くらいしますので、片っ端から買うわけにもいきません。
自分の能力に合った教本探しは、なかなか大変だな、と
思います。
何となくネットで、ウクレレ関連を見ているうちに何度も見るウクレレ講師に気が付きました。
その方の優しい笑顔が、とても印象に残っていたから
です。
その優しい笑顔の講師は、関西を中心に教室をたくさん持ち、ウクレレの講師も教えるプロの講師です。
その先生の「ウクレレ講座DVDセット」をHPで、内容を確かめたら、楽器未経験者でも弾けるようになる工夫がある教本であると知り、思い切って、買ってみました。
楽譜も教本も、今まで買った内容が、充実しているものより
ぱっと見、あっさりして見えるのです。
でも、練習を始めてみたら、そのわかりやすさは、どの教本よりも優れていました。
DVDを再生すれば、その先生の優しい微笑みとゆっくり丁寧な口調の説明と先生がお上手な歌を歌いながらの模範演奏があり、楽しくリラックスしながら、ウクレレ初心者が上達できる工夫が、されているものでした。
ネットで買った難しくてわかりにくい教本で、自信を失いかけていた私が、その先生の「ウクレレ講座DVDセット」で、ウクレレを弾く楽しさを取り戻せました。
ウクレレの練習をサポートしてくれるものとしては、YouTubeなどの無料動画が、いいと思います。
かなりの数のレッスン動画や模範演奏が、アップされていますから、とても参考になりますよ。
たくさん見ているうちに、教え方が上手な講師を見つけたり、憧れる模範演奏者が、必ず出てきます。
そうすると、それがモチベーションアップになります。
ウクレレをYouTubeだけで、弾けるようになった熱心な方もいるようです。
また、使いやすい X(Twitter)もウクレレのツイートをたくさん見ますので、参考にするといいですよ。
練習嫌いだったけど、奏でる楽しみを知った
「ウクレレって可愛くてお洒落だから、習って見よ♬」
可愛いもの好きな私は、形から入るタイプです。
それに、軽いノリで、あまり物事を考えずに気になったものに手を出します。
ウクレレもそうでした。
練習を始めてみたら、「え~、簡単な楽器だと思っていたけど、難しいじゃない。
どうしよう、生意気に13万円もするコアロハのウクレレ買ってしまったけど、、、」
と、つまづき根を上げました。
初心者にしては、いきなり高価なウクレレを購入したため、普段は、ケースに入れていました。
このケースに入れて保管するのは、やめた方がいいです。
ウクレレを出すのが、億劫になってしまい、練習から遠のいてしまいますから。
そのことに気が付き、ケースから出して、机の横に立てかけるようにしたら、すっと手を伸ばせばウクレレがあるので、練習時間が自然に増えました。
数分「ぽろろん」と、奏でるだけでもいいと思います。
忙しい日々を皆さん、送っているわけですから、
毎日1時間も2時間も、練習時間をとるのは、難しいと思います。
ウクレレを可愛がってあげる気持ちで、ウクレレと仲良くなろう、と思えばいいと思います。
最近のことですが、個人的に悲しい出来事がありました。
気持ちが、沈んでしまった時に、側においておいたウクレレを抱え、
「ぽろろん」
と、放心状態で音を鳴らしました。
メロディーもコードもなく、
ただ「ぽろろん」を弱々しく奏でたのです。
そしたら、不思議なことに心が、軽くなっていくのを体験したんです。
心が、上向きになっていったという
感じ。
「ウクレレって、本当に弾いた人を癒す力が、あるんだなぁ」
と、思いました。
もし、そのように落ち込んだりしたら、ぜひ
ウクレレぽろろんを試してみてくださいね。
ウクレレって、自分や周りを「幸せ」にする楽器だと思います。
ぜひ、皆さんもウクレレの魅力にハマってくださいね。
自分も癒し、周りも癒す不思議な楽器ですから(^^♪

